円形脱毛症に対する局所免疫療法

円形脱毛症に対する有効な治療法の1つとして、局所免疫療法があります。

これはある種の化学物質でかぶれを起こさせ、それを繰り返し外用することで発毛を促す治療です。

この物質は自然界には存在せず、治療以外の場面ではかぶれの心配はありません。

かぶれの反応の過程で起こる免疫応答が発毛に作用すると考えられます。

一般には通常の治療で難治な方は症状が思い方が対象になります。

用いられる化合物としてSADBEとDPCPの2つがあり、まずはDPCPを用いた治療を開始いたします。

 

<治療の流れ>

・まず頭部の脱毛部位に濃い濃度のDPCPを塗布し、感作(かぶれさせること)します。

・感作成立後、1~2週に1回程度で低濃度のDPCPを脱毛部位に外用します。

・かぶれの反応の強さ、発毛の有無により外用する濃度を調節していきます。

この治療法は現在保険適応ではないため、自費診療(1回970円)となります。

 

副作用としては治療中のかゆみ、強いアレルギー反応、アトピー性皮膚炎がある方はその症状の悪化などが報告されており、これらに十分注意して治療を行うこととなります。

新規の治療導入、および他院で治療中の方の継続治療のどちらにも対応いたします。

標準的な濃度でDPCPを用意していますが、指定の濃度が必要な場合は調製にお時間を頂戴する場合があります。

 

SADBEについてもご要望により準備を進めていきたいと思います。