伝染性軟属腫ウィルスによる感染症で、皮膚に小さな点状のブツブツができます。数個~ときには100個になることもあります。接触感染ですが、直接接触だけでなくスイミングプールでのタオル、ビート板などを介した間接接触での感染もあります。

特にアトピー性皮膚炎の場合、掻くことでより広範囲に感染が拡大し、アトピー性皮膚炎の治療にも影響することがあります。

病院、またはご家族の意向により自然治癒を待つ場合もありますが、自然治癒には6ヶ月から5年を要するとされています。(Tyring SK : Am J Obstet Gynecol 189 : S12, 2003.)

このため日本皮膚科学会、日本小児感染症学会を含む4学会から、

「放っておいても自然に治ることもありますが、それまでには長期の時間を要するため、周囲の小児に感染することを考慮して治療します。この病気で学校を休む必要はありません。」

という統一見解が発表されています。

治療としてはリング鑷子(せっし)で一つ一つ除去します。麻酔のテープをお渡しして、治療の1時間ほど前に患部に貼り、除去していきます。

新しい皮疹が出なくなるまで、何度か通院して治療する必要があります。